サラ金とは?あなたはきちんと説明できますか?

サラ金とは?あなたはきちんと説明できますか?

皆さんは「サラ金」と聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか。

 

「街中のビルの小さな金融業者」」
「強引な勧誘と怖い取立て」
「人生を壊してしまうサラ金地獄」

 

多くの方がこのような、マイナスのイメージ、悪いイメージ、負のイメージを持たれるのではないでしょうか。これらのイメージは、テレビドラマや映画の影響で植えつけられたところが大きいと思われますが、はたしてこれは事実なのでしょうか。

 

サラ金とは?

「サラ金」とは、そもそも個人を利用対象者とする小口融資を行う金融業者のことを指します。個人向け金融業が日本に登場した1970年頃は、利用者の大半が「サラリーマン」であったことから「サラリーマン金融」つまり略して「サラ金」と呼ばれるようになりました。

 

あわせて街中に営業所や店舗を備えていたことから「街金」とも呼ばれていました。

 

サラ金が登場した頃は、まだまだ金融に関する法整備や規制が行き届いていない時代でした。その結果、テレビドラマや映画で登場するような強引な勧誘、高い金利、威圧的な取立てが横行するようになってしまったのです。

 

バブル経済崩壊以後は、自分の返済能力を超えた借金を抱えた利用者が次々と返済不能に陥ったことから「サラ金地獄」という言葉も登場しました。

 

中には自殺者も多発し、大きな社会問題となってしまいました。現在では、貸金業者に関する法律の整備と規制の強化が進んでおり、安心して利用できる体制が整っていますが、一度根付いたイメージはなかなか消え去らないものです。

 

サラ金から消費者金融へ

サラ金という言葉にどうしても悪いイメージが先行することから、最近の金融業者では「消費者金融」という言葉を用いて営業を行っています。

 

利用対象者も男性サラリーマンに限らず、女性、OL、自営業者といった幅広い方を対象とし、クリーンなイメージを利用者側にアピールしています。

 

金融業界でも「サラ金」に代わった「消費者金融」という言葉のクリーン化を進める動きが加速しています。

 

2005年(平成17年)10月4日には社団法人神奈川県貸金業協会が当時の会長・吉野英樹氏の名前で「消費者金融をはじめとする貸金業者を「サラ金」と呼ばない」ことを求める会長声明を出しています。

 

なお日本の法令用語にはサラ金や消費者金融といった言葉は存在していません。

この事実はあまり知られておらず、あくまで「貸金業者」という言葉が用いられています。

 

消費者金融に関する独特のCMをよくテレビで見かけるようにもなりました。以前は各メディアへの制限が厳しかったため、消費者金融のCMは深夜に限定されていましたが、1995年以降はゴールデンタイムにも解禁されるようになりました。

 

有名タレントや女優を起用するようになり、ユニークな言い回しや画面構成ですっかりお茶の間にも定着しています。

 

サラ金サービスの多様化

「サラ金(消費者金融)」を利用するには、以前は街中の有人店舗を訪問し、カウンターを挟んで担当者と向き合って申し込みを進める方法しかありませんでした。このような行為に何か後ろめたい、罪悪感を覚える方も多くいらっしゃったかもしれません。

 

しかし、現在では担当者も明るいイメージで出迎え、気軽に申込を行うことができるようになっています。

 

 

 

申込方法も窓口以外に、無人契約機、インターネット、電話など多様化しており、担当者に直接顔をあわすことなく申込を行うことができるようになっています。
受付時間も飛躍的に拡大しており、24時間対応できる業者も増えてきています。
最近ではスマートフォンを利用した申込方法も導入され、外出中でも簡単に申込を行うことができるようになりました。


 

 

融資スピードも各段に向上しています。

申込を行ったその日に融資を受ける「即日融資」のサービスは、今や業界では当たり前になっています。

 

融資金を現金で受け取る以外に、指定した銀行などの預金口座に振り込むこともできるようになっています。忙しくて銀行に行く時間がない方でも、外出中から利用申込を行い、口座残高不足を回避することができるのです。

 

他にも各社様々なサービスを展開しています。

個人金融の分野は顧客獲得競争も激しく、サービス向上は営業戦略でも欠かせません。当然、利用者の利便性も高まり、かつてのサラ金の持つイメージに反して、利用者にとって一時的なお金の不足には本当にありがたい存在がサラ金=消費者金融なのです。