知っておかなければならないサラ金の法律

知っておかなければならないサラ金の法律

これからサラ金を利用する方、現在サラ金を利用中の方、いずれも知っておかなければならない法律があります。
サラ金は貸金業です。
貸金業法に基づいて運営されています。

 

貸金業法はベストになるまで改正されていた

1983年、貸金業法(旧称:貸金業の規制等に関する法律)が施行されました。
古いままの貸金業法はその網をかいくぐった業者が氾濫し、ミレニアムを越した2000年以降、何度も改正を繰り返して現在の形となっています。

 

大きな改正をかいつまんで見てみましょう。

 

2003年改正

闇金融対策法が成立し2004年1月1日に施行されました。
違法業者の悪質な状況は社会問題となり、取締りが強化された改正です。

 

2006年改正

貸金業法が大きく改正されました。
この改正をきっかけにさまざまな法律の変化があり、2010年に施行されてからというもの私たちが安全にサラ金を利用するための土台が完成した改正です。

 

貸金業法改正によって大きく変わったこととは

2010年に施行された改正貸金業法によって多くのことが変わりました。
利用者である私たちが現在、安心してサラ金の利用を考えることができるようになったのはこの貸金業法改正によるものといっても過言ではありません。

 

大きく変わった項目、気になる項目をみてみましょう。

 

  • 借り手の自殺による生命保険金での弁済禁止
  • 過剰貸し付けの抑制(総量規制施行)
  • グレーゾーン金利の撤廃
  • 闇金融対策の強化

 

昔は耳にする機会もあったものです。
返済ができないのであれば生命保険を使う、しかもそれが強要される時代です。
あってはならないことがまかり通っていたこともまた、事実でしょう。

 

サラ金で借入をすること、そこには過去のサラ金のイメージが未だに残っていることも不安要素のひとつになるのかもしれません。

 

総量規制とは

多重債務を防止することを目的とした総量規制、そのように定義がつけられていますが、実施には過剰貸し付けの抑制として2010年に施行された法律です。

 

総量規制では1社から50万円、もしくは他社からの借入と合算して100万円を超える貸付の場合には収入を証明するとともに、年収の3分の1を超える貸付の禁止となっています。

 

つまり個人が貸金業者から借入ができる金額は上限が年収の3分の1です。
借入金額が制限されることがサラ金のデメリットとも言われていますが、果たしてそうでしょうか。

 

年収の3分の1というのは決して低い金額ではありません。

 

年収 120万円 240万円 300万円
月収 10万円 20万円 25万円
総量規制上限 40万円 80万円 100万円

 

年収だけで考えると十分に返済ができる金額のようにも感じられますが、月収で考えてみると高額な債務であることがわかります。
逆に考えると十分に借入ができるということです。

 

多重債務を防止するために施行された総量規制ではありますが、実際には十分に多重債務になりえる状況です。
法律に頼ることなく、やはり借入をするときには自己責任と自己判断が大切になるでしょう。

 

グレーゾーン金利とは

利息制限法の上限金利と、出資法の上限金利の間の金利、これがグレーゾーン金利です。
グレーゾーン金利を設定していた場合、行政処分の対象となります。
それがグレーゾーン金利の撤廃です。

 

利息制限法は変わりがないものの、出資法の上限金利は引き下げとなりました。

 

  利息制限法 出資法
元金10万円未満 20.00% 20.00%
元金10万円以上100万円未満 18.00%
元金100万円以上 15.00%

 

どのような場合においても金利が20.0%を超えることはありません。
正規の貸金業であるサラ金を利用すること、そのためには適正な金利を理解していることも重要なことです。