サラ金地獄に陥りやすい人の特徴と抜け出す方法

サラ金地獄とは

一昔前であれば高金利な融資や非情な取り立てを行う悪質な「サラ金」からの借金で苦しんでいる方を指していたのがサラ金地獄という言葉です。そもそもサラ金とは利息制限法以前の高金利を設定していたころの消費者金融を指すものであり、サラリーマンをターゲットにしたローンとしてサラ金と呼ばれていました。

 

現在の消費者金融は利息制限法に基づいた運営を行っており、正確に言えばサラリーマンを対象としているだけではないためにサラ金ではありません。それでもサラ金の言葉が浸透しているためにいまだにサラ金と呼ばれている実情があります。

 

それではサラ金地獄とはいったい何でしょうか?

 

それは言葉通り、サラ金(消費者金融)の返済が続けられなくなり借金にまみれた状態になっていることを指しています。それは1社からの借り入れが大きな金額で返済に困っている方もいるでしょう。複数の借り入れが重なり返済が混乱にしている方もいるでしょう。

 

サラ金地獄の言葉の意味はそれぞれによって違います。借金に困窮しているのであればそれがたとえ1社からの借り入れであったとしても「地獄」と呼べる状況です。

 

サラ金地獄に陥りやすい人の特徴

サラ金は月に一度の返済があり、少なくも毎月返済をしていれば確実に完済ができるものです。闇金融では完済できないシステムとなっていますが、正規の貸金業者であるサラ金ではそのようなことはありません。
賢い返済ができる方は毎月の約定返済額のほかに積極的に追加返済を行って早めに完済ができる計画を立てています。しかし最低限の返済を続けていても必ず終わりがやってきます。

 

それではなぜサラ金地獄の状況に陥ってしまうのでしょうか。理由はいくつか考えられます。現在サラ金地獄に陥っていると感じている方は自分の原因が何であるのかを確認しましょう。キャッシングはしているけれども地獄とまではなっていないという方もこれからの対策としてチェックしましょう。

 

@収支バランスが崩れている

キャッシングをしていないときには入っていなかった「返済」という支出項目がサラ金を利用すると一つ増えます。毎月返済が必ずあるため固定支出として考えなくてはなりません。返済ができるだけの収入が必要、逆に考えると収入に見合った返済、収入に見合った借入額でなくてはなりません。
初めてキャッシングをした時には収入に対して返済ができるだけにとどめていたことでしょう。ところが返済が長くなればそれだけさまざまな事態が起きてきます。

  • 突発的な支出が重なった
  • 収入が減った

借り過ぎという根本的な使い方の問題だけではなく、環境や事情が異なることによって収支バランスが崩れることがあります。

 

 

対処法
長期的な返済になり利息の支払いが大きくなったとしても、返済額の調整をサラ金に相談することもできます。


 

A常に融資限度額の満額まで借りている

サラ金の最大の特徴は融資限度額の範囲内は自由に借り入れができることです。新しく申し込みをしなくても融資限度額の範囲=借入可能額です。万が一、必要になった場合に利用するものであり、自分の預金のように使ってよいものではありません。一回一回の出金はすべて「借りた」ものであり「返済」が伴うことを理解しておく必要があります。

 

融資限度額を満額まで借りる癖がついてしまうと、返済をしてそこに新たな借り入れ余裕額ができるとまた借りてしまう。その繰り返しで常に満額の状態です。借入残高が減らないままその返済額はほぼ利息のみとなってしまいます。

 

例えば50万円の融資限度額で返済額が13,000円としましょう。この場合の利息は金利18.0%のときは7,397円です。返済額の中から7,397円が利息となるため残りの5,621円が元金に充当、つまり返済ができた額となります。

 

 

13,000円返済をしても元金に充当されたのは5,621円となるため、借入可能額が新たに5,621円出てきます。千円以下は繰り下げとなるため5,000円の借入可能額です。そのわずかに出てきた可能額すら借りてしまい常に満額の借り入れ状況となります。

 

 

対処法
無駄な借り入れをしないことが一番です。どうしても必要な場合には必要最低限の借り入れにとどめましょう。例えば6,000円が必要な時に「キリのいいところとして1万円」を借りるのではなく必要最低限とは6,000円です。


 

Bギャンブルや買い物の依存症

実は意志が弱いという本人の資質、心の持ちようの問題と考えられがちなギャンブルや買い物の依存症。ギャンブルに依存するとギャンブル障害として脳が変わる精神疾患ととらえられるようになりました。また女性は特に心を満たすのは物質であるという認識が高い傾向があり買い物依存症に陥りやすいのは満たされていない場合が多いともされています。
ギャンブルや買い物は借金をしてまで行うものかどうか疑問ではありますが、依存症になってしまうとその衝動は自分の力だけでは止められないという実情があるようです。

 

 

対処法
依存症が深刻で自分の意志では制御できない場合には病院での治療が必要になることもあります。現在のサラ金で借り入れはこれ以上増やすことのないように返済額を確保しながら治療をしていくことになります。


 

C計画が立てられない

いくら借りていて、いくら返済をしているという状況を把握していないのであれば計画がたてられていないといえるでしょう。本来であれば毎月の返済をしているうちの元金に充当されているのがいくらで、このままの返済ではいつ完済するのかということを理解していなくてはなりません。これはその都度計算しなくても利用明細書を見れば一目瞭然です。ところが今のサラ金では明細は専用ATMであれば発行されるものの、それ以外ではWEB明細がインターネットの会員ページ上で確認をしています。目を通さないままでいれば返済状況が把握できないのは珍しいことではありません。

 

 

対処法
サラ金の公式ホームページには返済シミュレーションが無料のツールとして用意されています。借り入れ前だけではなく返済中でも何度も利用しましょう。特に収支バランスが変わったときにはその都度使うことで返済計画を見直すことができます。


 

サラ金地獄に陥る人との共通点

一つ言えることは「自分のお金」と「借りているお金」の境目がなくなっているといういこと。現在のサラ金はATMを利用すればすぐに融資限度額の範囲を自由に借り入れることができます。これは銀行口座から自分のお金を引き出す時と同じシステムです。

 

銀行キャッシュカード サラ金カード
  1. カードをATMに入れる
  2. 残高を確認する
  3. 引き出す金額を入力する
  4. ATMからお金が出てくる
  1. カードをATMに入れる
  2. 借り入れ残高を確認する
  3. 借り入れる金額を入力する
  4. ATMからお金が出てくる

 

サラ金地獄から抜け出す方法

人はさまざまな事情によってサラ金地獄へ陥ってしまいます。サラ金地獄といえば惰性、堕落、という言葉が直結してイメージされますが、こうしてさまざまな事情を見てみるとそればかりとは言えないことがわかります。

 

返済ができない、今月の返済も困難な状況に陥っているのであればそれがたとえ1社からの借り入れであったとしてもサラ金地獄といえるでしょう。今の状況を変える、変えたいと思っているのであれば2つの方法から検討してみましょう。

 

@おまとめローン

おまとめローンとはいわゆる借金の一本化です。複数ある借金を金利の低い銀行カードローンにまとめることで返済がしやすい簡潔な状況を作り出します。返済先が一つになるだけで返済が進めやすくなることは十分想像ができるでしょう。複数あり混乱しているからこそ一つ一つから借入可能額を探り出しついつい借りてしまう、状況を把握するためには非常に有効な手段です。

 

おまとめ借り換え

オススメのおまとめローンはオリックス銀行カードローン

 

おまとめをしても元金が減るわけではありません。金利の低い銀行カードローンを選択することで今後支払う利息を少なく抑えることができます。

 

A債務整理

借金を一本化しても返済ができないほど収支バランスが崩れている場合には債務整理を検討しなくてはなりません。債務整理には大きく分けると4種類の方法があり、裁判所を通さないもの、住宅を手放さなくて済むもの、借金が帳消しになるものなどがあります。自分の状況や環境に適切な債務整理の選択をするのは自分自身で考えるのは困難です。弁護士や司法書士などの専門家に相談するとよいでしょう。

 

東京ロータス法律事務所

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債務整理には大きなリスクを伴います。個人信用情報機関では事故情報(=ブラック)として保有される情報となるため今後の借り入れ、クレジットカードの審査でも通ることはありません。最終手段として考えましょう。